小浜島の絶景スポット11選!
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小浜島では様々な絶景を見ることができるのをご存知ですか?小浜島は沖縄の離島のひとつです。
小浜島には綺麗な海はもちろん、大型リゾートホテルもあるため、ゆっくりのんびり過ごしたい方にとてもおすすめの場所です。八重山諸島を形成する23島のうち12島が有人島、その他が無人島です。
小浜島は、八重山諸島の中心部に位置することから「八重山諸島のヘソ」と呼ばれています。そして、石垣島からもフェリーで約25分と近く、日帰りでも行くことが可能な離島です。今回はそんな小浜島の絶景スポットをご紹介します。
小浜島の魅力とは?
小浜島は、群を抜いて透明度が高く透き通るようにキレイな海、そしてさとうきび畑が広がっており、これらが島の一番の魅力であり財産でもあります。市町村は石垣市・八重山郡竹富町・与那国町で、小浜島は竹富町に属しており、周囲約16km、面積7.84平方kmという小さな島に約700人が暮らしています。
島の最高地点である標高99.8 mの大岳(うふだき)は、山頂から八重山列島の島々を一望することができる人気の絶景スポットです。小浜島は、NHKの朝の連続ドラマ小説「ちゅらさん」の舞台として一気に知名度を上げ、現在もロケ地が残されているため、実際にドラマに登場したスポットにも行くことができます。
それ以外にも、自然溢れる沖縄らしい絶景を眺めることができ、ツアーでしか入島することのできない島や、1日に数時間しか姿を現さない島など神秘的なスポットが多数点在しています。小浜島観光を予定している人はお見逃しのないようにしてください。
小浜島は絶景スポットの宝庫
小浜島は先ほども述べた通り小さな島ですが、人々を魅了する絶景スポットの宝庫といっても過言ではありません。島唯一の山からみるパノラマビューや亜熱帯を体感できるマングローブ群生地、CMやグラビアの撮影にも起用されるほどの絶景が数えきれないほどあります。
島自体が小さいためスポット間の移動距離が短く、船を使ったツアーでのスポット巡りもあるため、日帰りでも十分に楽しむことができます。八重山諸島で絶景巡りをするなら小浜島がベストスポットかもしれませんね。
小浜島の絶景スポット11選
小浜島には数々の絶景スポットがあります。その中でも有名どころから穴場的スポットまでを厳選して11ヶ所ご紹介します。旅行の際の参考にしてみてください。
大堂の「シュガーロード」
小浜島といえば「シュガーロード」を真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
NHK連続ドラマ小説「ちゅらさん」で一気に有名になったシュガーロードは長い下りの一本道で、遠くの道の先には綺麗に輝く海までも視界にとらえることができます。両サイドには広大なさとうきび畑が広がっていて、夏から秋にかけては、背が伸びたサトウキビが何とも言えないのどかな風景を作り出します。
そのため、沖縄にいることを改めて実感できるスポットといえるでしょう。さとうきびが生えているだけの長い一本道を、「ちゅらさん」の主人公がしていたように自転車で走ってみてはいかがでしょうか。実際にシュガーロードへはレンタサイクルで訪れる人も多く、坂道を颯爽と駆け抜けていく心地よさは病みつきになると評判です。SNS映え必至の写真スポットとしても人気があります。
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琉球民家を間近で「こはぐら荘」
「ちゅらさん」でもう一つ有名になったスポットがこはぐら荘です。主人公一家が生まれ育ったのが、このこはぐら荘という設定でした。
こはぐら荘を見れば、きっとドラマの内容が鮮明に蘇ってくることでしょう。沖縄を感じさせてくれる石垣・赤瓦の屋根造りの琉球民家で、今もなお民宿「こはぐら荘」の看板が残されています。
しかし、こはぐら荘は完全な私有地です。いまでも人が住んでいるため、中に立ち入ることはできません。外から見ることは可能なので、ドライブの際の立ち寄りスポットとしてぴったりです。またツアーに参加すれば、バスが一旦停止して車窓から見学することができます。
石垣・漆喰壁・赤瓦の屋根と沖縄の古民家らしい風情を醸し出している人気観光スポットです。
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パノラマビュー「大岳」
大岳(うぶたき)は小浜島で最も高い標高を持っており、八重山の島々を360°のパノラマビューで見渡すことができる絶景スポットです。小浜島には視界を遮るような高い建物が一切ないため、石垣島・西表島・竹富島のみならず、運が良ければ波照間島まで見ることができます。
遠くの島ばかり見がちですが、すぐ下を見下ろせば小浜島のさとうきび畑や牧草地などの牧歌的な景色を楽しむこともできます。大岳に登る道も沖縄らしい神秘を感じることができるスポットです。頂きにある展望台からの景色は、まさに絶景の一言に尽きます。
八重山の島々、美しい海、小浜島ののんびりとした風景が広がります。特に西表島に沈んでいく夕日は感動的で言葉を失うほどの美しさです。こぢんまりとした展望台なので、他の人とゆずりあいながら絶景を楽しみましょう。
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八重山諸島を一望できる「西大岳」
出典:やえやまなび
大岳より標高が低いですが、西大岳が繰り広げる絶景の世界は決して引けを取ってはいません。天候が良ければ西表島の山々の尾根や由布島でのんびり歩いている水牛まで見渡すことができます。
浅瀬のコバルトブルーとヨナラ水路の紺碧のツートーンからなる海を眺めることもできます。美しい海だけでなく、ここの魅力は「大岳を望めること」です。大岳自体に登ってしまうと当然大岳は見えません。
しかし西大岳から見ると、小浜島らしい大岳と海のコラボレーションを堪能できるのです。西大岳の展望台は開けていて視界も良好なので、写真撮影がしやすいのもポイントです。ベストショットを狙うなら、西大岳の展望台をおすすめします。西大岳展望台にはベンチが置いてあり、観光客も少ないため、小浜島からの景色をゆっくり楽しむことができる穴場の絶景スポットです。
⇒西大岳展望台の詳細はこちら
ゆったりするなら「海人公園」
出典:やえやまなび
小浜島の南西に位置する細崎港の隣には、大きなマンタの形をした展望台があります。展望台からは、大岳や西大岳側からとは違う顔の西表島を眺めることができます。
公園は広々とした芝生が気持ちよく、屋根付きのベンチもあるため、のんびり海を眺めながらランチを食べるのがおすすめです。レジャーシートを敷いてピクニック気分を味わいながら贅沢なひとときを過ごすのもいいでしょう。
小浜島は坂道が多いため、レンタサイクルで海人公園へ行くにはかなりの体力が必要になります。体力に自信がある方やレンタカーをお持ちの方におすすめのスポットです。その分、人が少なくてゆっくりできるので、人混みや混雑が苦手な方はぜひ訪れてみてください。
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元祖マンタスポット「ヨナラ水路」
言わずと知れた元祖マンタスポットがヨナラ水路です。西表島と小浜島の間に流れている海流で約5kmもの長い距離の水路があります。
ここはマンタウェイとも呼ばれており、ダイビングやシュノーケリングなどでマンタを見ることができると人気です。八重山地域にはマンタを見られるスポットが多数点在していますが、このスポットはマンタウェイとも呼ばれているとおり、マンタに遭遇する確率がとても高いことで知られています。
ただし、流れが速く難易度が高いので上級者レベルのポイントで、水深30m近くの砂地で優雅に泳いでいるマンタを見るにはスキルが必要です。水中が無理でも大岳やツアーに参加の際に遠目からでも一目見てみる価値があります。
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癒しのビーチ「細崎海岸」
細崎(くばさき)海岸は小浜島の西側に位置し、西表島や由布島を眺めることができます。ヨナラ水道をはさんだ向こうの島は西表島です。
泳いで渡れそうなほど西表島が近くに見えますが、小浜島との間の海にはマンタが回遊するヨナラ水路が流れているため、簡単なことではありません。
近くには海人公園があり、少し離れて見る大きなマンタのオブジェは空を泳いでいるように見える穴場の絶景スポットです。広く知られている観光地ではないため、観光客もまだ少なく離島らしい生活感を感じることができます。
細崎海岸は白い砂浜で穏やかなビーチのため、SUP(スタンドアップパドルボード)に最適です。特にサンセット時のSUPがおすすめです。空一面がだんだんと茜色に染まっていく光景を海上から楽しむことができます。ゆっくりと波や風の音を感じながら、沖縄の海を堪能しましょう。
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亜熱帯地区「石長田海岸」
実は小浜島でもマングローブを見ることができます。マングローブと言えば西表島のイメージを持つ人が多いと思いますが、小浜島の西側にマングローブが群生しています。
マングローブを間近で見ることができるカヤックツアーや探検ツアーもあるので、都会では感じることのできない亜熱帯を肌で感じられるでしょう。マングローブ以外にも、ヤエヤマヒルギ、メヒルギ、ニッパヤシなど、 数十種類の亜熱帯植物や干潟の生き物を観察できます。干潮時にはマングローブの林を歩くこともできます。
マングローブが生い茂っている場所を歩くのがなかなか大変ですが、少し南に行くと砂地になっているので、ビーチらしくなっていくのを感じられるでしょう。そこにはマングローブの花が落ちているなど、石長田海岸ならではの風景が広がっています。満潮時と干潮時で違う表情を見せる石長田海岸は、何度行っても素晴らしい景色に出会えるスポットです。
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冒険心を満たしてくれる「嘉弥真島」
出典:次は八重山
大岳からも見ることができる嘉弥真島は、小浜島から船で5分ほどで行くことができますが、ツアーでしか入島することができないまるで絶海の孤島のようです。
小浜島の北東に位置し、周囲2.5km、標高19ⅿの小さな嘉弥真島は、通称ラビットアイランドと呼ばれるように、以前は1000匹ほどのウサギだけが暮らす無人島でした。最近になって少しずつ開発が進み、いろいろな設備が持ち込まれレジャー施設も完成し、その運営のために数人移住しているようです。とはいえ、島にはたくさんの野うさぎが溢れていて、気持ちよさそうにリラックスしていたり、ぴょんぴょんと仲間たちと遊んだりしている可愛らしい姿を見ることができます。うさぎ好きの方にはたまらない島です。
周囲2.5kmととても小さな島ですが見所がたくさんあり、ツアーでしか入ることのできない特別感も相まって、無人島を冒険する感覚を味わうことができる島です。
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色んな顔を見せてくれる「幻の島」
潮の満ち引きによって見せる表情が毎回違い、干潮時にしか上陸することができないため「幻の島」と呼ばれ親しまれているのが、正式名称「浜島」です。石垣島と小浜島の間にあり、小浜島からは約10分で行くことができます。
干潮時には200mほどの大きさになってしまう小さな無人島です。潮の満ち引きによって姿と形を変え、満潮には海に沈んでしまうため、一日のうちでも限られた時間にしか見ることができない「幻の島」と言われています。浅瀬ではシュノーケリングや水遊びをすることができ、潮風に当たりながらのんびり絶景を楽しむこともできます。
島の周りには景色を遮るものがないので白い砂浜、青い空、コバルトブルーの海のコントラストを堪能でき、SNS映えする写真をたくさん撮ることもできます。
その美しさから数々のTVやグラビア撮影、そして結婚式も行われるほどの人気スポットです。ただ、島には日差しを遮るものがないので日陰がありませんので、日焼け対策や熱中症対策を万全にしておでかけください。
【小浜島発着】幻の島ツアーの詳細はこちら
【石垣島発着】幻の島ツアーの詳細はこちら
サンゴの島「バラス島」
半球唯一のサンゴの欠片だけできた島、それがバラス島です。バラス島は小浜島と西表島の間にあり、潮の満ち引きにより1日に数時間しか見ることができないため「奇跡の島」とも呼ばれています。
バラス島の周辺には『石西礁湖』という日本最大の広さを持つサンゴ礁地帯があります。色とりどりの自生したサンゴを見ることができるため、シュノーケリングスポットとしてもおすすめです。サンゴ以外にもサンゴに群がる熱帯魚やウミガメを見ることができ、まさに天然の水族館のようです。その美しい海中の景色は世界中のダイバーを魅了しています。ツアーに参加してバラス島を楽しみましょう。
【小浜島発着】奇跡の島バラス島ツアーの詳細はこちら
【石垣島発着】奇跡の島バラス島ツアーの詳細はこちら
【西表島発着】奇跡の島バラス島ツアーの詳細はこちら
まとめ
小浜島は山・海・空のすべてを堪能できる島だといえるでしょう。さとうきび畑を眺めながらのんびり散歩したり、海・山・マングローブの林に満天の星空、手つかずの自然を感じながらアクティブに楽しんだり、リゾート地で優雅にくつろいだりと、様々な楽しみ方ができます。
小さい島ながらも、好みのスタイルに合わせていろいろな楽しみ方ができるのが魅力の島です。また、小浜島の東部には自然を活かした大型リゾートホテルが広がり、そこでは至れり尽くせりの贅沢なリゾート旅を楽しむことができます。
一方、赤瓦屋根の家が並ぶ集落や、さとうきび畑が広がる農村など、昔から変わらないのどかな風景も多く見られます。この新旧入り混じった光景もまた、小浜島の魅力といえます。島内に坂道が多いのが難点ですが、小さい島に絶景スポットが多数点在していて幻の島やバラス島までの移動距離が短いため、船酔いしやすい人や体力に自信のない人でも安心してツアーに参加することができます。
小さな子供が遊べる浅瀬のビーチもあるため、家族連れでもアクティブに過ごしたいカップルでも満喫することができるでしょう。海で遊ぶのもいいですが、小浜島でしか見ることのない数々の絶景を見逃してしまわないようにしてくださいね。
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