小浜島の海で会える魚たちを徹底解説!魚たちと触れ合える人気のアクティビティもご紹介
目次
小浜島に住む生き物たち
小浜島に来たなら、ぜひ海中世界を楽しんで欲しい!『コハマブルー』と呼ばれるエメラルドグリーンの海はサンゴ礁が多いこともあって、たくさんの生物が生息しています。
本記事では、小浜島の海で観察できる魚や生物をご紹介します!
小浜島ってどこにある?
小浜島は、南西諸島西部の八重山諸島にあり、周りは石西珊瑚という東西20キロにもわたる日本最大のサンゴ礁に囲まれています。
そのため小浜島も、複雑な生態系が残る貴重な島となっています。
小浜島には空港がないため、石垣島からフェリーで行く必要があります。
1時間に1本のペースで運行していますが繁忙期は混雑が予想されるため、フェリーチケットは事前予約をしておきましょう!
↓小浜島のフェリーについてもっと詳しく↓
たくさん出会えて観察できる!
小浜島に生息する魚たち
小浜島周辺では、数えきれないほど何千種類という熱帯魚が生息しています。
どれも特徴的な体型や色をしているので、小浜島周辺の澄んだ海に潜って熱帯魚を観察するのはとても楽しいですよ♪
小浜島周辺で見ることができる魚たちを紹介します!
ルリスズメダイ
鮮やかな瑠璃色をしたルリスズメダイは、スズキ目スズメダイ科の魚です。全長6センチ程度の小さな魚で、コバルトスズメダイとも呼ばれています。
オスは全身瑠璃色で、尾だけ透明なのがメスですが、地域個体も多い魚で、サンゴ礁を住みかとしていることから、豊富なサンゴ礁に囲まれた小浜島周辺に多く生息しています。
ロクセンスズメダイ
体に入った5本の黒い縞が特徴の、体長10センチ程度の魚です。スズキ目スズメダイ科に属しています。
この魚も、サンゴ礁を住みかとしています!水深20センチ程度の浅い部分にもいて、数十尾の群れで泳いでいるので、見つけやすい魚といえるでしょう。
デバスズメダイ
緑がかかった淡い青色をした、全長8センチぐらいの魚です。スズキ目スズメダイ科に属しています。
日本では、奄美大島より南方にしか生息していない貴重な魚で、群れで泳いでいると、とても美しい魚ですよ!
カクレクマノミ
映画『ファインディング・ニモ』のキャラクターとして有名な魚です。スズキ目スズメダイ科クマノミ亜科に属し、ハタゴイソギンチャクと共生することで知られています!
オレンジ色の体に3本の白い縞と黒いヒレがあるのが特徴です。
ハマクマノミ
体長は12センチぐらいになる真っ赤な魚です。体側に白い帯が一本あるのがトレードマーク。
スズキ目スズメダイ科クマノミ亜科に属し、タマイタダキイソギンチャクと共生しています。
実はカクレクマノミよりも目にすることが多い魚です!
ツノダシ
背びれが長く、ひも状に伸びている体長25センチ程度で、スズキ目ツノダシ科に属し、黒く太い縞が印象的な魚です。
サンゴ礁に生息しており、通常は群れで泳ぐことはありません!『ファインディング・ニモ』にもギルというキャラクターとして登場しています。
セナスジベラ
名前の通り背中に黒いスジが入っていて、このスジが、スズメダイのように腹のほうまでつながっていないのが特徴です。
とてもすばしっこく泳ぐ魚で、水深数メートルのサンゴ礁に生息している、エビやカニを捕食する肉食魚です!
ムラサメモンガラ
体長15センチ程度のモンガラカワハギ科に属する魚です。ひし形の体をしており、上半分が黒く下半分は白くなっています。
オレンジや澄んだ青などの筋が入っているのが特徴的です。藻やエビ、カニを食べる雑食魚です。
小浜島で出会えるかも!?
なかなか会えないレアな生き物たち
小浜島周辺は、レアな生き物に出会える確率が高いスポットです。
ここでは、小浜島で出会えるかもしれないレアな生き物をご紹介します!
ウミガメ
小浜島周辺にはタイマイ、アオウミガメ、アカウミガメの3種類のウミガメが生息しています。
ウミガメは一年を通して出会うことができますが、夏の産卵期(5月~9月)を迎えると遭遇率が特に高くなるそうです!
ツアーに参加して見に行けば、現地の海を知り尽くしたガイドさんが、ベストスポットを教えてくれるためおすすめです。
マンタ
全長8メートルもあるトビエイ目イトマキエイ科に属する生き物です。
羽ばたくように泳ぐその姿はとても優雅で、性格はおとなしいですが好奇心が強いため、ダイバーにも人気なんです!
マンタが体についた寄生虫を取り払ってもらうスポットをクリーニングステーションと呼び、小浜島周辺にはこのクリーニングステーションがあるため、世界有数のマンタ出没スポットとなっています♪
生き物たちを観察しよう!
小浜島のおすすめアクティビティ
ここまで、紹介してきた海の生き物たちに会うためには、シュノーケリングやダイビングで海に潜りましょう!
おすすめのツアーもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
初心者でも気軽に楽しめる!
シュノーケリング
小浜島周辺は波が穏やかで、一年を通じて安定したシュノーケリングができるスポットになっています。
「シュノーケリングは初めて…」「子供もいるし、心配…」そんな方でも安心して参加して頂けるように、事前のレクチャーやサポートをしっかりと行っています。
泳ぎが得意でない方や小さいお子様も、家族みんなで小浜島の美しい海でシュノーケリングを楽しみましょう♪
↓カヌーも一緒に楽しめるツアーはこちら!↓
↓小浜島シュノーケリングについて詳しく↓
もっと深い神秘的な海中世界へ
体験ダイビング
小浜島で、ライセンスのいらない「体験ダイビング」を楽しんでみませんか?
日本最大の石西珊瑚には、には熱帯魚やウミガメなど数多くの生き物が生息しており、これらの生き物を間近に見ることができるのがダイビングの魅力です。
体験ダイビングは、初めてダイビングを体験される方がほとんど!ぜひ海中探検を楽しんでみてくださいね♪
↓小浜島体験ダイビングについて詳しく↓
小浜島で泳ぐ時の注意点
小浜島周辺の海はとても美しくアクティビティをするにもとても人気が高いエリアですが、アクティビティに参加するにあたっての注意点もあります!
ガイドやインストラクターの説明を聞きながら、すてきな海の生き物を大切にする気持ちを持って、小浜島の海を楽しみましょう。
①生き物に触らない
ダイビングやシュノーケリングで見る世界は、とてもカラフルできれいなため、思わず触れてみたくなることもあるでしょう。しかし、海の中では「生き物には触らない」のが原則です。
ガイドの説明を聞きながら、海の生き物を楽しんで観察してくださいね!
②サンゴを折らないように注意
サンゴは浅瀬にあり、海の光合成にとって大切な役割を担っています!
またサンゴ礁は魚たちの住みかでもあるため、9万種類以上の生き物が暮らしていると言われています。
毎年多くの旅行客が訪れる小浜島の海ですが、一人ひとりがサンゴを大切にしていきましょう。
③熱中症対策はしっかりと!
近年では本州でも対策が必要となってきた熱中症ですが、小浜島は亜熱帯気候なので湿度も高く、熱中症になりやすいと言われています!
熱中症対策の大原則は「こまめに水分補給」です。そして、日傘や帽子も大切です。
せっかく来た南国の島ですから、時間を惜しまず遊びたくなりますが、暑いときには無理をしないことも必要ですよ!
まとめ
小浜島周辺で見ることのできる魚たちや、それを見るためのアクティビティなどをご紹介してきました。
種類豊富な熱帯魚、レアなウミガメやマンタなど、ここでしか見られない生き物ばかりでしたね!
ダイビングやシュノーケリングは初心者にとっても簡単で、安全に楽しむことができますので、海のマナーや熱中症には十分気をつけて、小浜島の海の生き物を楽しんでください。