小浜島人気ドライブコース7選！オススメの観光スポットをご紹介
目次
小浜島でドライブを楽しもう！
小浜島は、八重山諸島のほぼ真ん中に位置する島で、八重山諸島のほとんどの島々を見渡すことができます。かつては、1番近い西表島との間に橋をかける計画もあったそうです。
小浜島の名前は、2001年度上半期に放映されたＮＨＫの連続テレビ小説「ちゅらさん」のロケ地となったことで、全国的に知られるようになりました。島の面積は7.84kmと広くはないのですが、道のアップダウンが激しいため、徒歩で回るのは大変です。最高標高99.8m、海岸線は16.6kmで、人口705人の小さな島です。観光業が中心で、食肉用の畜産も行われています。
島の5分の1をリゾート施設である「はいむるぶし」と「ホテルニラカナイ小浜島」が占めており、リゾート地化している部分と手付かずの自然が良い塩梅で融合しています。また、空港がないので、島外へ出る時の手段は船のみです。
かつて路線バスが走っていましたが現在は廃止された為、移動手段は車やバイク、自転車などの乗り物を使う必要があります。そのため、島を移動する手段としてレンタサイクル・レンタカー・レンタルバイクなどの乗り物を利用すると、効率良く楽しめるでしょう！
- レンタカー：軽自動車1時間1500円～3日間15000円
- レンタバイク（原付）：1時間800円～3日間12000円
- レンタバイク（100ccスクーター）：1時間1100円～3日間16500円
※レンタサイクルは、変則ギアなし・変則ギアあり・電動アシスト貸し出し有：1時間300円～24時間2500円
※貸し出しを行っている"結"というレンタル屋さんがあるのでオススメです。
小浜港の待合所「ちゅらさんばし 旅ぬかろい」を通り抜けた先のすぐ目の前にあります。乗り物のレンタル中は、貴重品を預かってもらえるので大変便利です！営業時間は時期によって異なりますが、だいたい7:40～17:30(18:20)まで営業しています。予約はネットと電話（0980-85-3388）で受け付けています。
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ドライブにおすすめな人気スポット7選
ここでは、レンタルバイクやレンタカーで回ることのできる小浜島の、ドライブにおすすめなスポット9つをご紹介します。どれも小浜島の魅力が満載なので、ぜひチェックしてみてください！
シュガーロード
NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」の通学路の撮影で使われたスポットで（第1話のえりぃが自転車で走っているシーン）、まっすぐな道がどこまでも続くのではないかと思える風景が広がり、その中を細い道が続いています。道の両脇がサトウキビ畑だったため、この名前が付いたと言われています。
坂のアップダウンが激しいので、レンタカー・レンタルバイクでの移動が最適です。小浜港から徒歩で約2分の場所にある総合案内所で車やバイク、自転車等をレンタルできますので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか？
道中にはサトウキビ畑や牧場、沖縄の綺麗な海などを見渡すことができるので、インスタ映えすること間違いありません！！中間地点には一本松もあり、かつてこの松の木で恋人たちが待ち合わせをしていた、という噂もあるそうですよ。
小浜港からは、徒歩で約20分、車で約5分でアクセスすることが可能です。周辺には、飲食施設やトイレがないので、港付近で済ませてから行くようにしましょう。秋以降にはサトウキビが成長するので、よりよい風景を見ることができます。実は、南側には第二シュガーロードがあり、そちらもおすすめですのでぜひ訪れてみてください！
⇒シュガーロードの詳細はこちら
海人公園
海人公園（うみんちゅこうえん）と読みます。小浜島の西はずれにあり、近くには細崎海岸があります。
海人公園へ行くには、島を横断する必要がある為、レンタルバイク、レンタカーでの移動が最適です。公園には、広い駐車場が完備されているので駐車も安心です。
しかし、トイレは施設周辺にないので、公園へ行く前に済ませておきましょう。公園には高さが約6mもあるマンタの展望台があり、そこから海や西表島を一望することができます。
また、このマンタの展望台の近くには「ヨナラ水道」という有名なマンタポイントがあります。運が良ければ、ダイビングなどでマンタを間近で見ることができるかもしれません！
そして、園内には芝生が敷き詰められていますので、緑豊かな環境でレジャーシートなどを敷いて、青空の下でお弁当を食べるなんてどうでしょうか。小さな滑り台もあるので、小さなお子さんを連れた家族連れも楽しむことができる公園です。
アクセスは、小浜港から車で約17分です。また、近くの海でダイビングやシュノーケリングも可能なので、遊びの選択肢の一つとしてどうでしょうか？
⇒海人公園の詳細はこちら
大岳
大岳（うふだき）と読みます。変わった読み方ですよね。標高99ｍとそれほど高い山ではないのですが、小浜島の中では一番高地になります。また、国の史跡にも指定されています。
頂上には展望台があり、小浜島は八重山諸島のだいたい真ん中辺りに位置している為、そこからは八重山諸島（石垣島、竹富島、黒島、新城島、西表島、鳩間島、嘉弥真島）全体を見渡すことができるのも魅力的です！さらに、夕方から夜にかけては、サンセットや満天の星空もきれいに見渡すことができるので、その幻想的な空間をぜひ堪能してみてください。
ちなみに、大岳のふもとにはサトウキビ畑と牧草地が広がっており、まさに沖縄らしい光景が見えますよ。大岳には駐車場も完備されており、小浜港からは車・バイクで約2分で行くことができるので、レンタカー・レンタバイクでのアクセスが便利です。
しかし、飲食店は周辺に存在していないので、事前に食事を済ませておきましょう。トイレは設置されているので、ご安心ください！！
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西大岳展望台
西大岳展望台（にしうふだきてんぼうだい）と読みます。上記の大岳の西側に位置する展望台で、嘉弥真島や西表島、由布島などを眺めることができます。
この展望台は、大岳展望台より低い場所にありますが、景色の良さでは劣っていません。しかも、展望台までの階段の段数も少ないので、より手軽に風景を楽しむことが可能です！展望台には「ちゅらさんの碑」とベンチが設置されていますので、休憩場所にはうってつけです。
また、観光客にはまだあまり知られていないスポットなので、静かな時間を楽しみたい方に適しています。夕方には、綺麗なサンセットも見ることができますので、ぜひ一度は訪れて頂きたい場所といえるでしょう！
駐車場は用意されていますが、数台しか停めることができないので、要チェックです。また、トイレは設置されておらず、周辺に飲食店はありませんので、港で事前に済ませておくことをおすすめします。小浜港からは徒歩で約25分、車で約8分でアクセス可能です。
トゥマールビーチ
名前となっている「トゥマール」は、小浜島の方言で「海」という意味で使われています。小浜港から歩いて約10分、車で約5分にてアクセス可能です。もちろん、駐車場も完備されています。
ここでは、小浜港のフェリーターミナルにフェリーが到着する光景を眺めることもできます。また、遠浅のビーチなので家族連れやカップルでの海水浴、浅瀬でのシュノーケリングなどの水遊びを楽しむのに最適です！干潮時には綺麗な砂浜が姿をあらわすので、走ってみたり、海をバックにインスタ映えする写真を撮ってみたりするのも良いと思います。
小浜島には、ビーチと呼べる場所が多くはないので、ドライブコースとして抑えておきたいスポットの一つですね！ただ、トイレが設置されていないので、事前にチェックしておきましょう。
⇒トゥマールビーチの詳細はこちら 関連アクティビティはこちら↓
石長田海岸
石長田海岸（いしなーたかいがん）と読みます。小浜島の西側にあり、小浜港の丁度反対側に位置します。
石長田海岸に向かうには、徒歩で約30分、車で約10分かかるので、乗り物移動が必須です！対岸には、西表島・小浜島の半島が見え、近くには日本では珍しいマングローブ林が広がっています。
これらのマングローブは、西表島から流れ着いたとも言われています。マングローブを見に行こうと思った場合、「ヒルギ林入り口」という看板を目印に進むと、間近でマングローブを見ることができます。また、この地点は淡水と海水が混ざり合う場所なので、海岸自体には様々な生き物が住んでおり、干潮時にその姿を見て楽しむことも遊び方の一つです。
ちなみに、マングローブをもっと見たいという人には、満潮時にカヤックで行く自然探検ツアーもあるのでおすすめです。特に冬場や、西表島を眺めながらのサンセットを楽しむカヤックツアーは人気があります。地元住民にも人気のある場所で、干渉時にカニや島タコ、貝などを捕りに来るそうです。
⇒石長田海岸の詳細はこちら 関連アクティビティはこちら↓
こはぐら荘
こはぐら荘は、NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」で一家が住む家として、撮影に使われていた民家です。国の登録有形文化財にも指定されており、歴史は長く、1915年(大正4年）に建築されたとても古い建物です。
現在も民宿「こはぐら荘」の看板は残されていますが、私有地であるため内装を見ることはできません。建物の周りは石垣で囲われていて、屋根は赤煉瓦なので、琉球文化を見て感じることのできる造りになっています！
小浜港からは徒歩で約21分、車で約6分にてアクセス可能です。駐車場が近くにないようなので、車を路上に駐車して、外観を撮影することになると思います。
また、バスツアーに参加すると、バスでこはぐら荘の横に停まり、車窓から見学することもあります。ロケ地巡りをするには外せないスポットなので、写真を撮ってインスタにアップする人も増えているようです！
⇒こはぐら荘の詳細はこちら
南風花海岸
出典：4travel
南風花海岸（はえばなかいがん）と読みます。文字通り小浜島の南に位置しており、ウータ浜とも呼ばれています。干潮時には、岩場ばかりになってしまうのが特徴の一つです。
また、この海岸は湾状になっていますので、比較的潮や波が穏やかになっています。しかし、遠浅気味ということもあって、シュノーケリングにはあまり向いていません。
訪れる観光客の数は比較的少ないので、釣りや静かに海を眺めていたいという人におすすめです。南向きのビーチで日差しを遮る物がないので、日焼け対策を十分に行って楽しみましょう！アクセスは、小浜港から車で約10分で移動することが可能です。
⇒南風花海岸の詳細はこちら
嘉保根御獄
嘉保根御獄（かぶにわん）と読みます。この場所は御嶽（うたき）と呼ばれる場所で、御嶽とは琉球神道において、祭事を行う施設を指します。
敷地内には、鳥居とカンドゥラ石があり、この石は雨乞いのために置かれているそうです。小浜島のほぼ中央に位置する集落から、1番近い場所にこの御嶽はあり、島の住民にとっては神聖な場所として扱われています。年に1度、小浜島の最大のお祭りである「結願祭」がこの嘉保根御獄で催され、その年の豊作に感謝をし、翌年の豊作を願っています。
周囲は非常に厳かな雰囲気が漂う場所なので、訪れる際はマナーを守って行動しましょう！また、駐車場は完備されていますが、トイレは設置されておらず、周辺に飲食店はありませんのでご注意ください。小浜港からは徒歩で約20分、車で約7分でアクセス可能です。
まとめ
今回は、小浜島のドライブコース9選をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか？小浜島は坂道のアップダウンが激しいので、レンタサイクル、レンタカー、レンタルバイクを利用して、時間を有効的に使うことをおすすめします！
こはぐら荘とシュガーロード以外は、駐車場が完備されているため、事前にチェックしておくとより快適に楽しめるでしょう。小浜島は、NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」が好き、沖縄が大好きだという人には外せない島なので、石垣島から船で移動して現地に足を運び、島の雰囲気を堪能してみてはいかがでしょうか。
また、インスタ映えするスポットも沢山あり、同じ場所でも日中と夜とでは表情が変わりますので、ぜひ1日中をかけて島の隅々まで巡ってみてください！小さい島ですが、多くの魅力が詰まっています！
南国らしい幻想的な光景が、皆さんをきっと癒してくれますよ。最後までお読みいただきありがとうございました。
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